- 潰瘍性大腸炎ですが、コンビニのおにぎりを食べてもよいですか?

というあなたへ。たまにはいいでしょうよ。
金曜の仕事帰りに、コンビニでおにぎりと野菜ジュースを買いました。疲れたとき・時間がないときたまに利用します。
潰瘍性大腸炎はエネルギーを消費するので、カロリーのあるおにぎりはおすすめ。何より身近で手軽に食べられることがありがたいと感じています。
毎日欠かさず自炊をするでもよいですが、無理をすると心の余裕が減っていきます。心のありようは、体に影響を及ぼしますので、中食や外食とは上手につきあえるとよいと考えています。
ご参考になれば幸いです。ぜひご一読ください。
おにぎり・カロリー
塩にぎり一個のカロリーは、「174kcal」あります。大きさや合わせる具材によりカロリーがアップします。
潰瘍性大腸炎はエネルギーを必要とする病態です。エネルギーを確保するなら「脂質」のほうが優れているのではと思われがちですが、消化吸収面では「炭水化物」が勝っています。
潰瘍性大腸炎の主食に最も適しているのは「炭水化物」です。

私はいつも、ツナマヨネーズと鮭のおにぎりを買います。魚を取り入れています。


食物繊維は、主に海苔とご飯に含まれています。
海苔の食物繊維は、キノコや硬い野菜に含まれる食物繊維とはちがい柔らかいです。胃壁や腸壁を傷つけることなく穏やかな整腸作用を促します。ただし、食物繊維は膨らむので、活動期で腸がむくんでいる時は摂らない方がよいですね。

症状が著しいときは、食事自体が中止になりますよ。

あとはビタミン・ミネラルを補います。ビタミンやミネラルがあってこそ、タンパク質や脂質・炭水化物が血となり肉となります。

疲れていたので、すりつぶされている野菜にしました。
ジュースです。

常温で保管しておきました。ジュースのみなら多少冷たくてもよいですが、これから胃腸はおにぎりの消化作業に入るので、少しでも負担をかけないよう工夫をしています。
食事のときの飲み物は、常温か温かいものをおすすめします。

ごちそうさまでした。ブログを書いてゆっくりしようと思います。
炭水化物の一部をご紹介しておきますね。
- ごはん
- パン/パスタ
- 玄米/もち
- うどん/そば
- くずきり/はるさめ
- イモ・豆類
今のご自分の体の事情や、体調に合わせて選択するとよい思います。
気をつけること
いろんな種類のおにぎりがあります。刺激あるもの・脂っこいもの・硬い具材に気をつけましょう。
私は海苔は大丈夫ですが、アレルギーのあるかたは食べられません(他の原材料も同じです)。また何回食べても、毎回お腹の症状が出る場合はやめましょう。
原材料に問題がなくても、食べる量が多い・食べるスピードが早い・よく噛んでいないなどで症状が出ることを頭にいれておきましょう。どんな食品も食べ過ぎず、しっかり噛んで唾液と混ぜること。胃腸の負担を軽くしましょう。
外食は、毎日はよくありません。毎食はもっとよくありません。添加物は体に問題はないとされる量で使われていますが、小さな積み重ねで体を壊します。
体調が悪いときは、食事の内容・形態を変えていきましょう。
おわりに
潰瘍性大腸炎はエネルギーを必要とする病態です。主食に最も適しているのは「炭水化物」なんですね。
エネルギーを確保するなら「脂質」のほうが優れているのではと思われがちですが、消化吸収面では「炭水化物」が勝っています。
おにぎりのメインはお米、炭水化物です。魚や肉などの具材を選べばタンパク質が強化されますね。
疲れたとき・元気や時間がないときは、無理をせず中食や外食を上手に利用してほしいと思っています。
それではこのへんで。

今日もありがとうございました。

お体ご自愛くださいね。
