- 潰瘍性大腸炎ですが、ライスミルクを飲んでも良いですか?

というあなたへ
こんにちは
看護師のたかはしです
ナース歴・潰瘍性大腸炎歴はともに20年以上となりました。
あなたの症状が少しでも改善されますよう、これまでの苦労や経験を活かし、医療者としてご提案・ご案内をしてまいりますので、どうぞよろしくお願いします!
潰瘍性大腸炎はエネルギーを消費する病態なので、カロリーのあるライスミルクは食事や間食・小腹が空いたときに便利だと感じています。
胃腸に負担をかけない形態・内容ですし、安心安全なので再燃期もOK。食欲がない時にさっぱりとエネルギーを補えます。
またお腹の症状が出にくい「低フォドマップ」なので、症状が気になる方にもお勧めです。ぜひご一読ください。
原材料

原材料は「有機米」「有機ひまわり油」「食塩」の3つ。シンプル過ぎて最初は絶対おいしくないと思いました。
小さいサイズをイオンで購入、恐るおそる飲みました。

なんと、おいしいじゃないか♪
イソラビオのライスミルクは、お米の甘さがほのかに感じられとっても美味しいのです。以降、小さいサイズでなく、1000mlを買うようになりました。
お気に入りの商品です。
カロリー
100ml「67kcal」、コップ一杯で134kcalです。
この夏はよく利用しました。塩が入っているので熱中症対策になり、なおかつエネルギーも補給できるので利便性が良かったです。
イソラビオ・ライスミルク

今日のおやつです。
おせんべいと合わせると「246kcal」。こまめにエネルギーを補っています。

私はそのまま飲むのが一番好きですが、料理に使うこともできるので牛乳や豆乳の代替になります。

乳糖やフォドマップの心配がないので気になる方はおすすめですよ。
お粥さえも食べられない体調不良時、こちらはさっぱり飲めますのでエネルギーをこまめに補えると思います。
保存がきくので備蓄しておくと便利です。
気をつけること
冷やし過ぎないようにしてください。胃腸に負担です。
お米にアレルギーがある場合は飲用できません。
プロテインを入れて飲用するかたが多いです。寛解期で胃腸が元気ならば順調にタンパク質を消化するところ、再燃期・活動期では胃腸に負担をかけます。
ですので、体調が悪いときはプロテインの一回分「タンパク質約21g」をドカンと入れないようにしてください。
どんな時も基本は食材から、プロテインはあくまでも補助として利用する。依存しないように。
おわりに
ライスミルクは手軽にエネルギーを補給できます。潰瘍性大腸炎はエネルギーを消費する病態なので、食事や間食・小腹が空いたときにとても便利です。
低フォドマップですし、胃腸に優しい形態・内容ですのでぜひご利用ください。


珍しく寄ってきて、コップの縁をペロッとしていきました(T_T)
今日もありがとうございました。

お体ご自愛くださいね。
