- 潰瘍性大腸炎ですが、亜鉛を摂ったほうがよいですか?

というあなたへ。摂りましょうよ。
一般採血の検査項目には「亜鉛」という項目はないので、体内の亜鉛の過不足は把握がしずらいです。十分足りてるよ~のサインがあればよいですが、ましてや日々の事なので一度採血をしたところで過去のこと。見える化するのは困難です。
亜鉛が過剰になることはまずないのですが、逆にほとんどの方が不足してるであろう事は想像がつきます。しかしそれは致し方のないことです。
たとえば、給食を食べる児童に亜鉛不足はありません。まぁそりゃそうでしょうねと思います。
バランスのよい食事をとるのは大変なこと、健康に問題がない人でも亜鉛不足を認めます。お腹の病気を持つ人ならばおさらのことなんですね。なぜなら、頑張って食事をしても消化吸収に問題があったりしますし、食べられない事情が各々あるわけですからね・・・・・・・・。
ご参考になれば幸いです。ぜひご一読ください。
亜鉛の効果・プラスα
一般的に言われる亜鉛の効果を少しご紹介します。
- 味覚を正常に保つ
- 皮膚や粘膜の健康を保つ
- からだの酸化を防ぐ
- 免疫機能を維持する
- 生殖機能を保つなど
これだけでも亜鉛はすごいと思うのですが、あまり知られていないもう一つの作用をご紹介します。

それは、亜鉛が、「腸管粘膜の状態維持」に働いているということです。
ですので潰瘍性大腸炎や過敏性腸症候群といった診断をされているかた、普段からなんとなくお腹の調子が悪いと感じているかた、そして調子がよいかたも含めて、亜鉛に注目してほしいと思っています。
赤ちゃんのおむつかぶれに使う「ポリベビー」という軟膏をご存じですか?
これです。

この軟膏には亜鉛が入っているんですね。傷ついた皮膚を修正する作用があるので、私は手や顔が荒れたときに使っています。
皮膚はからだの外側で・腸管粘膜はからだの内側ですけどね。皮膚や粘膜の状態を維持するというイメージが伝わればよいと思いご紹介しました。
亜鉛推奨量
亜鉛の推奨量は、男性11mg、女性8mgです。ともに上限量は35mgです。
摂取した亜鉛の70~80%が便中、10%が尿中に排泄されていきます。
ニューサイエンス・亜鉛

こちらの商品は13mgの亜鉛が入っています。

一日1カプセル、二ヶ月分が入っています。

大きさはこれくらい。飲みやすいと思います。


まもなく記事を書き終えるので、亜鉛を飲んで寝ることにします。
*亜鉛は食材にも含まれますので、私は3日に一回飲んでいます。
気をつけること
サプリメントに依存しないようにしましょう。
過剰摂取による主な症状として、吐き気・食欲不振・下痢・頭痛があります。用量をしっかり守りましょう。
活動期で症状が著しいときは、医師の指示に従いましょう。
おわりに
バランスのよい食事をとるのは大変なことです。健康に問題がない人でも亜鉛不足を認めますので、お腹の病気を持つ人ならなおさらのことなんですね。
亜鉛は、腸管粘膜の状態維持する働きがあります。
潰瘍性大腸炎や過敏性腸症候群といった診断をされているかた、普段からなんとなくお腹の調子が悪いと感じているかた、そして調子がよいかたも含めぜひ亜鉛に注目してほしいと思っています。

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今日もありがとうございました。

お体ご自愛くださいね。
